漆の塗香入れ&線香入れ
2011年 02月 06日
17世紀の江戸幕府の鎖国政策によって、オランダの東インド会社だけが長崎出島での交易を許されましたが、漆器の輸出アイテムは、蒔絵と螺鈿が美しい「南蛮漆器」から、黒漆の余白を生かした絵画的表現の「蒔絵」へと変化し、それらは「紅毛漆器」と呼ばれたようです。
ロンドンで美術史を学んでいた時、欧州の王侯貴族が富と権力の象徴として競って日本の蒔絵を集め、それらを組み込んだバロックやロココ様式の家具をヨーロッパで数多くつくらせていた事実を知って、びっくりしたものでした。
そしてその頃、英語で漆をJAPAN、陶磁器をCHINAと呼ぶことも初めて知りました。それ以来、日本の洗練された蒔絵の世界に夢中になったのです。
20代後半の頃、日本の伝統文化を現代に活かすアーティストのプロモーションや
展覧会の企画をしていた時は、芸大出身のさまざまな漆の現代作家達と親しくなり、今でもその交流が続いています。
私は旅に出る時、肌につける塗香と、お風呂用のエッセンシャルオイルと、寝室用の線香をいつも持っていきます。長年、美しい塗香入れや線香入れを探しましたが、
結局、実用的でありながら、素敵なデザインと色のものがないことを知って、自分でデザインすることに決めました。
そして、ようやく、オリジナルの漆の塗香入れと線香入れが出来上がり、先月からワークショップをする時に参加者の方々にご披露しています。先日、溜塗の線香入れを
箱根の浜美枝さんがご購入して下さり、とてもうれしかったです!
昨日は朱塗の塗香入れを、素敵な女性がお買い上げ下さいました♪
オリジナル商品の詳細はこちらをご覧になって下さい。
ERIYO オリジナル商品
ロンドンで美術史を学んでいた時、欧州の王侯貴族が富と権力の象徴として競って日本の蒔絵を集め、それらを組み込んだバロックやロココ様式の家具をヨーロッパで数多くつくらせていた事実を知って、びっくりしたものでした。
そしてその頃、英語で漆をJAPAN、陶磁器をCHINAと呼ぶことも初めて知りました。それ以来、日本の洗練された蒔絵の世界に夢中になったのです。
20代後半の頃、日本の伝統文化を現代に活かすアーティストのプロモーションや
展覧会の企画をしていた時は、芸大出身のさまざまな漆の現代作家達と親しくなり、今でもその交流が続いています。
私は旅に出る時、肌につける塗香と、お風呂用のエッセンシャルオイルと、寝室用の線香をいつも持っていきます。長年、美しい塗香入れや線香入れを探しましたが、
結局、実用的でありながら、素敵なデザインと色のものがないことを知って、自分でデザインすることに決めました。
そして、ようやく、オリジナルの漆の塗香入れと線香入れが出来上がり、先月からワークショップをする時に参加者の方々にご披露しています。先日、溜塗の線香入れを
箱根の浜美枝さんがご購入して下さり、とてもうれしかったです!
昨日は朱塗の塗香入れを、素敵な女性がお買い上げ下さいました♪
オリジナル商品の詳細はこちらをご覧になって下さい。
ERIYO オリジナル商品
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☆のかけら
at 2011-02-07 11:32
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溜塗の線香入れ、素敵ですね
浜さんと同じ!なんて嬉しいじゃないですか・・・
わたしもそのうちに手に入れたいです
浜さんと同じ!なんて嬉しいじゃないですか・・・
わたしもそのうちに手に入れたいです
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arts-wellness at 2011-02-07 14:27
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tonepedra at 2011-02-12 20:34
とても上品で、美しいですね。私も欲しいです。
えりよさんのセンスも、素敵です。
えりよさんのセンスも、素敵です。
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arts-wellness at 2011-02-13 20:54
ありがとうございます。シンプルで機能的で美しいものをデザインしてみました!
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まこと
at 2013-07-23 16:12
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arts-wellness at 2013-08-15 16:54
まこと様、ありがとうございます。できましたら、パソコンのメールeriyo@arts-wellness.comにご連絡下さいますでしょうか。ありがとうございます。
by arts-wellness
| 2011-02-06 12:01
| ERIYO オリジナル商品
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Comments(6)